チャタテムシは本当にジャンプするの?

普段は本棚の陰や台所の湿気った隅で静かに過ごしているチャタテムシ。見た目は小さく、薄い体に大きな触覚が特徴で、あまり目立つ存在ではありません。体長は種類によって異なりますが、だいたい1~2ミリほど。まさに「気づかないうちにいる」タイプの虫です。

実は、この小さな虫、見た目とは裏腹に意外な技を持っています。ジャンプするのです。正確には、カエルやノミのように素早く跳ねるわけではありませんが、驚いたときや移動中に小さな「はねるような動作」を見せることも。これは主に、体の後ろに特徴的な「跳躍器官(たっちきかん)」と呼ばれる構造があるため。この器官を使い、素早く体を跳ね上げて場所を移動します。まさに“室内の小さなアクロバット”といえるかもしれません。

エサは主にカビや酵母、小さな有機物のカス。そのため、湿気が多くカビが生えやすい浴室や台所の近くに現れることが多いのです。羽は持たない種が多く、普段はゆっくりと歩き回っていますが、時々その小さな体で「ポトリ」と音を立てて移動することも。

もちろん、人には無害。むしろ、室内のカビを食べてくれているなら、ある意味“掃除屋さん”のようなもの。でも、あまり大発生するのはちょっと気になるもの。換気と除湿で、彼らに居づらい環境を作るのがいちばんの対策ですね。

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