外国税額控除を受けたい場合の手続き

海外の株式から得た配当金には、その国で所得税がかかることがあります。このような場合、日本でも課税対象になりますが、二重に税金を払うのを防ぐため、「外国税額控除」の制度が設けられています。この控除を受けるには、一定の手続きが必要です。

まず、対象となる配当金について、確定申告を行うことが前提となります。その際、課税方式として「総合課税」または「申告分離課睨」を選択する必要があります。給与所得のある会社員の方でも、海外配当がある場合は確定申告が必須です。

申告の際に重要なのが、「外国税額控除に関する明細書」という書類の作成と添付です。この明細書には、どの国でどれだけ税金を支払ったか、その根拠となる書類(たとえば、証券会社からの支払い明細や税額証明)をもとに正確に記入します。

たとえば、アメリカの株で配当を受け取り、源泉徴収された税金がある場合、その金額を明細書に記載することで、日本の納税額から同じ分だけ差し引いてもらえます。ただし、控除できる上限はあり、日本の税率を超えて控除されるわけではありません。

確定申告の時期にあわせて準備を進めれば、慌てずに対応できます。税務署の窓口や国税庁のウェブサイトにも詳しい案内がありますので、不安な点は早めに確認するのがおすすめです。正しい手続きで、しっかり節税をしましょう。

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