リンの摂りすぎは腎臓に負担をかける
食事から摂るリンは、通常、腎臓のはたらきによって余分な分が尿として体外に排出されます。しかし、摂りすぎると腎臓が追いつかず、血液中にリンがたくさん残ってしまうことがあります。これを高リン血症といい、放置すると骨が弱くなったり、動脈が硬くなったりするリスクが高まります。
とくに気をつけたいのは、慢性腎臓病の人が進行して人工透析を受けている場合です。透析では、尿のように自由にリンを排出することができず、限られた時間でしか処理できません。そのため、食事で摂るリンの量がそのまま体内に残りやすくなるのです。
実際、透析を受けている人の多くが高リン血症に悩んでおり、これは心臓の病気や命に関わる合併症につながることも。そのため、医師や管理栄養士のアドバイスに従って、加工食品やレモン、乳製品、炭酸飲料など、リンが多く含まれる食品の摂取を調整することが大切です。
腎臓のはたらきが弱まっている人にとって、リンのコントロールは長期的な健康を守るための重要な一歩。日々の食事選びが、意外と大きな影響を与えていることを知っておきましょう。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。