世界で一番雨の多い場所はどこ?
「世界で天気が一番悪い国はどこ?」と聞かれることがありますが、実はその答えは一筋縦横ではありません。天気の「悪さ」とは人それぞれの感じ方にもよりますが、客観的に見ると、降水量や降水日数がその指標の一つになります。
世界の主要地点を比較すると、年間の降水日数が最も多かったのは、オーストラリアのマッコーリー島で、なんと年間307日が雨や雪の日。ほぼ毎日のように天気が崩れるこの島は、南極海に浮かぶ無人島に近く、寒くて風の強い気候が特徴です。一方、最も降水日が少なかったのはスーダンの「ワディハルファ」で、記録上は年間0日。砂漠地帯ならではの、ほぼ雨が降らない環境です。
日本に目を向けると、雨の日が多いことで知られるのは新潟県の上越市。年間206.9日の降水があり、これはアジアの主要地点の中で最も高い数値です。日本海側に位置するため、冬の日本海からの雪雲の影響を受けやすく、「雪国」としてのイメージが強いのも納得できます。
「天気が悪い」というとネガティブに思われがちですが、雨のおかげで豊かな自然や農業が成り立っていることも。マッコーリー島のじめじめした空気も、ワディハルファの乾いた砂漠も、地球の多様な魅力の一部です。
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