意外と知らない! 桜の花の色はピンクだけじゃない
春になると、日本中が淡いピンク色に包まれます。多くの人が桜と聞いて思い浮かべるのは、まさにその優しいピンクの花でしょう。しかし、桜の世界はそれだけでは終わらないのです。
実は、桜の花は白色や濃い紅色だけでなく、黄色や緑色の品種も存在するのです。例えば、「御衣黄(ギョイコウ)」という品種は、つぼみのときは淡い黄緑色で、開花とともに色が変化し、とても美しいと評判です。宮中行事にも登場した歴史ある品種で、今でも京都の庭園などで見ることができます。
もう一つ有名なのは「鬱金(ウコン)桜」。その名の通り、ウコンの花のような鮮やかな黄緑色の花を咲かせます。香りも良く、見ごたえがあります。また、「須磨浦普賢象(スマウラフゲンゾウ)」は、花が開くにつれて色が白から紅へと変化するため、一本の木に複数の色が混ざる幻想的な光景が楽しめます。
さらに、「園里黄桜(ソノサトキザクラ)」や「園里緑龍(ソノサトリョクリュウ)」といった品種は、名前の通り黄や緑がかった花を咲かせ、春の彩りを豊かにしてくれます。
桜=ピンクというイメージを覆す、これらの珍しい品種に出会うことで、春の訪れがより深く、新鮮に感じられるかもしれません。来年の花見、ちょっと変わった桜を探してみてはいかがでしょうか。
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