シロヤマザクラとソメイヨシノの違い
春になると、日本各地でさまざまな桜が咲き誇りますが、なかでもよく見られるのが「シロヤマザクラ」と「ソメイヨシノ」。一見似ているようで、実ははっきりとした違いがあります。
シロヤマザクラは、山桜とも呼ばれ、古くから日本人に親しまれてきた品種です。特徴は、純白の花弁と同時に赤みを帯びた若葉が開くこと。遠くから見ても、葉の赤みが目立っており、「白い花と赤い若葉」のコントラストが美しいとされています。
一方、ソメイヨシノは、明治時代に生まれた園芸品種で、日本全国に広く植えられています。花は薄いピンク色で、満開になるとほんのりと淡い色が風に揺れる様子がとても詩的です。ソメイヨシノの大きな特徴は、花が咲いた後に葉が出ること。つまり、満開の時期には枝に花だけがびっしりと付き、葉はほとんど見えません。秋には紅葉も楽しめます。
見分け方のコツは、花の色と葉のタイミング。白い花に赤い若葉が一緒に見えるのがシロヤマザクラ、薄いピンクの花が葉のない枝に咲くのがソメイヨシノです。一度意識して観察してみると、その違いが自然とわかってくるでしょう。春の散歩が、もっと豊かなものになりますよ。
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