アニサキス食中毒、多い都道府県は?

生魚の刺身に潜む寄生虫・アニサキスによる食中毒は、毎年多くの人が巻き込まれる問題です。特に注意が必要なのは、宮崎県です。厚生労働省の調査データによると、宮崎県では過去に123件ものアニサキス食中毒が報告されており、東京都や神奈川県に次いで全国で3番目に多い結果となりました。

宮崎県は豊かな漁業資源に恵まれており、新鮮な魚介類を手軽に口にできる反面、生食の習慣が根強いことから、リスクも高くなる傾向にあります。特に、イカやサバ、サケなどに多く寄生するアニサキスは、加熱せずに食べると胃や腸に激しい痛みを引き起こすことがあります。

また、東京や神奈川といった大都市圏では、飲食店の数が多く、流通量も多いため、報告件数が増える要因にもなっています。しかし、実際の発生件数よりも、報告体制の整った地域で数字が高くなる場合もあるため、油断は禁物です。

予防のためには、生魚を食べる際は必ず「-20℃以下で7日間以上」の冷凍処理か、中心温度が60℃以上になる加熱を行うことが推奨されています。家庭で寿司や刺身を楽しむときも、知識を持って対策することが大切です。

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