アニサキス症、本当に放置で大丈夫?
刺し身や寿司を食べたあと、急に激しい腹痛や吐き気に襲われたことはありませんか?もしかすると、それはアニサキス症のサインかもしれません。新鮮な魚介類に寄生しているアニサキスという寄生虫が原因で、胃や腸に異常をきたす病気です。
実は、アニサキスは人間を最終宿主にできないため、体内に入っても長くて1週間ほどで自然に死滅してしまいます。そのため、「しばらく我慢すれば治る」と考える人もいますが、注意が必要です。
症状が軽ければ自然治癒することもありますが、強い痛みや嘔吐が続く場合は、胃の中に寄生虫がまだ生きている可能性があります。こうなると、内視鏡で取り除く必要があることも。放置することで、日常生活に支障が出るほどの苦しみを味わうリスクがあるのです。
予防のポイントは、魚をしっかり加熱する、または-20℃以下で4日以上冷凍すること。新鮮だから大丈夫、というわけではありません。特に生で食べるイカやサバ、サンマなどには要注意です。
もしひどい腹痛が魚を食べたあとに現れたら、無理に我慢せず、早めに医療機関を受診するのが安心です。命にかかわる重篤な病ではありませんが、正しく理解しておきたい身近な健康リスクの一つです。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。