アニサキス感染で現れる主な症状とは?

生魚が好きな人にとって要注意なのが「アニサキス」という寄生虫です。この小さな寄生虫は、サバ、イワシ、カツオ、サケ、イカ、サンマ、アジなど、私たちが日常的に食べる魚介類に寄生しています。特に新鮮さを重視する刺身やカルパッチョに使われる魚には注意が必要です。

食事をしてから数時間後、場合によっては十数時間後に突然みぞおちの激しい痛みが現れることがあります。これは「胃アニサキス症」と呼ばれる状態で、寄生虫が胃の壁に侵入することで引き起こされます。痛みはとても鋭く、まるで内臓をえぐられているような感覚を伴うことも。それに加えて、悪心や嘔吐といった症状が出ることも多く、時には救急搬送されるケースもあります。

最近では、アニサキスによる食中毒の報告が増えています。予防のポイントは、魚を生で食べる前に十分な加熱または-20℃以下の冷凍処理をすること。家庭で調理する際は、新鮮だからといって安心せず、特に青魚やイカの内臓周辺は取り除くのがおすすめです。

「食べたあとに激しい腹痛が出た」という場合は、食べたものや時間帯をメモして医療機関を受診しましょう。内視鏡で早期に取り除くことで、症状がすぐに改善することも多いです。美味しい魚料理を安心して楽しむために、少しの注意を忘れずに。

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