死んだアニサキスを食べても大丈夫?その真実
「死んだアニサキスなら、生魚で食べても平気?」――実は、死んでいても危険です。アニサキスは、オキアミなどを食べた魚の内臓に寄生する寄生虫の一種。魚が死んでからも、その幼虫は生き延びて内臓から身の部分へ移動。つまり、刺身になる部位にも潜んでいる可能性があるのです。
加熱すればほとんどの場合、アニサキスは死滅します。しかし、生で食べる際は注意が必要。死んでいるからといって安心はできません。なぜなら、死んだ幼虫でもアレルギー反応を引き起こすことがあるからです。激しい腹痛や嘔吐に見舞われる「アニサキス症」は、生魚を食べた後数時間で発症することも珍しくありません。
スーパーで売られている魚でも、内臓がついたままだったり、長時間常温に置かれていたりすると、リスクが高まります。特にサンマやサバ、イカなどは注意が必要とされています。
安全に生魚を楽しむには、しっかり冷凍処理されたものを選ぶ、あるいは自宅で-20℃以下で48時間以上冷凍保存するなどの対策が効果的です。また、内臓はできるだけ早く取り除き、身の部分をよく観察することも大切。ちょっとした油断が体調不良につながることもあるので、油断せずに対策を。
生魚の美味しさは格別ですが、安全もしっかり意識して、安心して味わいましょう。
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