刺身にいるアニサキス、食べたらどうなる?

「刺身に虫がいた!」と驚いた経験はありませんか? その多くは、アニサキスという寄生虫の幼虫です。特にサバ、サンマ、アジ、イカなど、新鮮な海の幸を楽しむ魚に多く見られます。

実は、アニサキスは生のまま食べると激しい腹痛や嘔吐を引き起こすことがあります。体内に入ると胃や腸の壁に這い寄り、アレルギー反応を起こすことも。命にかかわることは稀ですが、一度なってしまうととてもつらい症状になります。

では、どうすれば安心できるのでしょうか? 厚生労働省のガイドラインによると、20℃以下で7日間以上、または−20℃以下で48時間以上冷凍することで、アニサキスは死滅します。そのため、家庭で生食用にしたい場合は、しっかり冷凍処理することが大切です。ただし、一般の冷凍庫の性能によっては時間がかかるため、注意が必要です。

市販のシメサバなども注意が必要。冷凍処理されていない場合、生で食べるリスクがあります。パッケージの表示を確認し、「生食用」と明記されていても、自分でも冷凍するという安心対策がおすすめです。

結局、「新鮮=安全」ではありません。美味しさと安全を両立させるには、正しい知識と処理が欠かせません。刺身を食べる楽しみを守るために、ちょっとした手間を惜しまず、しっかり対策しましょう。

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