フランス語の「ブール」とは?
フランス語で「ブール」(boule)というと、まず「球」や「ボール」という意味を思い浮かべるかもしれません。しかし、フランスの食文化に目を向けると、この言葉にはもう一つ、とてもおいしい意味があります。
「ブール」とは、丸くふっくらと焼き上げられた伝統的なフランスのパンのこと。表面はカリッと香ばしく、中はもちもちとした食感が特徴です。スーパーでも見かけることが多いですが、本格的なものはパン屋さんで手作りされているもの。その丸い形が、まるでボールのようであることから「ブール」と呼ばれるようになりました。
実は、フランス語でパン屋さんを意味する「boulangerie(ブランジュリー)」、パン職人を指す「boulanger(ブランジェ)」という言葉も、「boule」が語源だとされています。つまり、パン職人はもともと「ボールのようなパンを作る人」として名づけられたのです。言葉のルーツに、フランス人のパンへの愛が感じられます。
今度、フランスパンを選ぶときや、街のboulangerieの前を通るときは、その丸い形と歴史に思いをはせてみてください。小さな「球」の中に、伝統と暮らしの知恵が詰まっているのです。
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