イグニッションコイルの故障、そのまま走行は危険です
車のエンジンがかかりにくかったり、走行中に急に力が出なくなったりする……。こういった症状の原因の一つとして、イグニッションコイルの故障が考えられます。この部品は、バッテリーからの電気を高電圧に変えて火花を発生させ、ガソリンを燃やす働きをしています。
では、もしイグニッションコイルが壊れてしまったら、そのままにしていても治ることはあるのでしょうか?結論から言うと、故障した状態は自然に直ることはありません。むしろ、気づいた上で放置し続けることは避けるべきです。
なぜなら、コイルが壊れると特定の気筒で正常な点火が行われず、いわゆる「失火」が起こります。この状態で走り続けると、燃え残ったガスが排気系に流れ込み、触媒(キャタライザー)を壊してしまう可能性があるからです。触媒の交換は高額な上、環境にも悪影響を及ぼします。
また、燃費の悪化やエンジンの振動、最悪の場合エンストといったトラブルも招きます。少しでも違和感を感じたら、早めに整備工場で診てもらうことが大切です。部品交換は比較的簡単な作業で、早期対応すれば大きな出費を防げます。
故障は自然には治りませんが、早期発見・早期修理なら大きな問題にはなりません。愛車の調子が気になるときは、無理をせずに点検を受けることをおすすめします。
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