プラチナの産出国、トップはどこ?
世界で最も多くのプラチナを産出している国は、南アフリカです。実に世界の7割以上をこの一国でまかなっていると言われており、ダントツの生産量を誇ります。南アフリカのリムポポ州から北東部にかけて庂がる「ブッシュベルト地帯」には、豊富な鉱床が存在し、プラチナだけでなくパラジウムなどの貴金属も大量に採掘されています。
続くのはロシアで、シベリア地方のノリリスク周辺でプラチナが採られています。ロシアは軍需や工業用途への供給を背景に、安定した生産を続けています。その次に多いのがジンバブエで、グレーター・プラティナ・フィールドと呼ばれる地域で採掘が進められています。同国は近年、採鉱投資を増やしており、順位を徐々に上げています。
さらにカナダとアメリカも重要な産出国です。カナダではオンタリオ州のサドバリー盆地や、マニトバ州で採掘が行われており、アメリカは主にモンタナ州のスティルウォーター鉱山が知られています。ただし、これらの国の生産量は南アフリカやロシアに比べるとずっと少ないのが現状です。
プラチナは自動車の排気ガス浄化触媒やジュエリー、工業機器など、現代社会のさまざまな分野で欠かせない素材。産出の集中は、需給バランスや価格変動に大きく影響するため、今後も南アフリカの存在感はますます高まるでしょう。
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