イギリス流「ミルクティー」の呼び名
イギリスで毎日のように飲まれているミルクティー。紅茶にミルクを加えたこの飲み物は、日本では単に「ミルクティー」と呼ばれることが多いですが、実はイギリスではwhite tea(ホワイトティー)と呼ぶことがよくあります。この「white」とは、ミルクによって茶色が薄くなり、色が明るくなることからきています。
一方で、ミルクを入れずにストレートで飲む紅茶のことを、イギリスではblack tea(ブラックティー)と呼ぶのだとか。これは「赤茶」と訳される日本語の「紅茶」とは逆の発想で、茶葉の見た目や淹れた後の色合いに注目しているのでしょう。確かに、濃く淹れた紅茶は深みのある黒褐色に見えるため、この呼び方も納得できます。
こうした呼び方は、日常会話の中ではやや古風に感じることもありますが、特に年配の人や伝統的なティーサロンでは今も使われているようです。また、地域によっても言い方が異なるため、一概に「こう呼ぶ」とは言い切れませんが、white tea と black tea の使い分けは、イギリス人の紅茶に対するこだわりを感じさせてくれます。
実は、紅茶にミルクを入れる順序(茶葉を入れた後にミルクを注ぐ「milk in last」)も議論になるほど、イギリスでは紅茶の飲み方に文化が深く根付いています。次にミルクティーを飲むときは、「これはホワイトティーなんだ」と思いながら、ちょっと気取ってみるのも楽しいかもしれません。
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