体調不良での退職は問題ない?知っておきたい労働法のポイント

仕事のストレスや長時間労働が続く中で、体調を崩してしまい、退職を検討している人も少なくないでしょう。そんなとき、「体調不良を理由に辞めても大丈夫?」と不安になる人もいるかもしれません。結論から言えば、体調不良は立派な退職理由です。

実は、民法第627条には、雇用期間の定めのない労働者は、退職の2週間前までに会社に申し出れば、退職できると明記されています。このとき、理由が体調不良でも何ら問題ありません。また、民法第628条では、契約期間中であってもやむを得ない事由がある場合には、即時に退職できるとされています。裁判例でも、うつ病や過労による健康被害が認められ、早期退職が正当とされたケースは多くあります。

もちろん、会社によっては理解を得にくい場面もあるかもしれません。しかし、自分の健康を守ることは決してわがままではありません。退職の意思を伝える際は、感謝の気持ちを忘れずに、丁寧に説明することが大切です。

最近では、心の不調や慢性的な疲労も「やむを得ない事由」として広く認識されるようになってきました。無理をせず、自分を大切にすることも、社会人としての責任の一つです。体調不良を感じたら、早めに産業医や医療機関に相談し、無理のない判断を。

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