キャベツに見える? フランスのスイーツ「シュー」

まるで小さなキャベツのような形をしたお菓子――それがフランス生まれの「シュー」です。その名前は、フランス語で「キャベツ」を意味する「ショウ」(chou)に由来しています。確かに、焼き上がったシュー生地は、葉がぎゅっと縮れたキャベツによく似た見た目をしているのです。

最初にこのお菓子が作られたのは16世紀頃のフランスとされています。当時、ある料理人が新しい生地を発見し、それを丸く焼いてみると、ふわっと膨らんでキャベツのような形になったことから、「ショウ・ア・ラ・クレーム(クリームのキャベツ)」と呼ばれるようになったといわれています。

シュー生地

は、水、バター、小麦粉、卵を使って作られる独特の生地で、焼くと中が空洞になり、表面はカリッとした食感が特徴です。この生地を使えば、エクレアやパフェ、シュー・ア・ラ・クレームといったさまざまなスイーツが作れます。特に「シュー・ア・ラ・クレーム」は、丸いシューの中にカスタードクリームを詰めた、いわゆる私たちが知っている「シュークリーム」の原型といえるでしょう。

今ではパン屋さんやカフェで簡単に手に入るシューですが、その愛らしい見た目と歴史に思いをはせながら食べると、味もひと味違って感じられるかもしれません。

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