世界共通の「マーマ」って不思議

「ママ」と呼ぶこと、世界中で意外と共通しているのをご存じですか? 韓国語では「オンマ」、英語圏では「mammy」「mama」、フランス語では「maman」、中国語では「妈妈」(マーマ)と、よく似た響きが並びます。日本語の「ママ」ももちろんその一つです。

なぜこんなに似ているのか? 実は、赤ちゃんが最初に発する音の一つが「マ」という音だからなんです。赤ちゃんは唇を使って「ママ」と繰り返すことが自然に起こりやすく、母親がそれを呼び名として定着させたと考えられています。そのため、多くの言語で母親を表す言葉が「マ行」の音になる傾向があるのです。

面白いのは、日本語だけが少しずれているように見える点。韓国の「オンマ」も、英語の「mum」も、発音の仕方は異なりますが、やはり「マ行」の系統に近い音を使っています。言語が違っても、母への最初の呼び声が世界中で似通っているなんて、なんだか温かい気持ちになりますね。

こうした共通点は、言葉の成り立ちよりも、人間の発達や赤ちゃんの声の出し方にあるのかもしれません。国や文化が違っても、「ママ」への愛しさは、どこでも同じ。小さな「ママ」の一語に、そんな普遍性を感じます。

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