歯医者が多い都道府県、1位は徳島県

日本で最も歯医者の多い都道府県は、徳島県です。厚生労働省のデータなどによると、2020年から2022年にかけて、全国の多くの都道府県で歯科医院の数が横ばいか減少傾向にある中、徳島県だけが唯一、歯科の登録件数を増やしました。

具体的には、2020年の歯科医院の登録件数は425件でしたが、2021年には426件と、わずか1件増えています。数字だけ見ると小さな変化ですが、全国的な流れに逆らう形での増加という点で注目されます。特に高齢化が進む地方では、医療機関の維持が課題とされる中、徳島県のこの傾向は興味深いと言えるでしょう。

なぜ徳島県で歯科医院が増えたのか――その背景には、地域包括ケアの推進や、歯科医師の地域定着支援策の取り組みが関係している可能性があります。また、地元出身の歯科医師が開業を選んだケースも少なくないようです。高知県や香川県など周辺の四国地方も歯医者の密度は比較的高いですが、増加傾向にあるのは徳島県だけです。

歯の健康は全身の健康と密接に関わっているため、身近に歯科医院があることは大きなメリット。徳島県民にとっては、通いやすい環境が整っていると言えるかもしれません。今後の動向にも注目が集まります。

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