歯医者が閉院した後のカルテはどうなる?

歯医者が閉院するとき、多くの患者さんが気になるのが「カルテはどうなるのか」という点です。実は、医院が完全に閉鎖されても、カルテが捨てられることはありません。

新しい医院が事業を引き継げば、カルテの管理もそちらへ移ります。 例えば、同じグループの別のクリニックが運営を引き継いだり、新しい院長が前院長の医院を引き継いだりする場合です。その場合、カルテの管理責任も自動的に新しい医療機関に移る仕組みになっています。

重要なのは、このとき一人ひとりの患者に個別に同意を求めなくても、カルテの引き継ぎが可能だということ。これは、個人情報保護法で「事業の譲渡に伴う個人データの提供」が例外的に認められているためです。もちろん、悪用されないよう厳重な管理が義務づけられています。

ただし、事業継承先が決まらない場合は、 閉院する医院が定めた保存期間(通常は診療終了後5年)まで、本人の同意なく保管しなければなりません。その後、適切に廃棄されます。

もし自分が通っていた医院が閉院する場合、新しい医院にカルテが移るのか、あるいはどのように保管・廃棄されるのか、事前に確認しておくと安心です。自分の健康情報は、自分でも意識して管理していきたいものです。

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