デンタルショックとは?意識を失うこともある怖さ
歯医者の診療中に、突然気分が悪くなって意識を失う——そんなケースを「デンタルショック」と呼びます。特に痛みを我慢しながら治療を受けていると、体は無意識のうちに緊張状態になります。交感神経が活発になり、脈拍や血圧が上がっているのです。
しかし、その緊張が長く続くと今度は反動で副交感神経(迷走神経)が急に優位に立ち、一気に血圧と脈拍が下がってしまいます。これが原因でめまいや吐き気、最悪の場合は意識を失うこともあるのです。これは「我慢が裏目に出る」パターンともいえます。
実際、若い女性や緊張しやすい方に多く見られますが、誰にでも起こり得るのが怖いところ。治療中に「ちょっと具合が悪い」と感じたら、我慢せずにすぐに伝えることが大切です。歯科医院側でも、事前の問診やリラックスできる環境づくりを心がけています。
最近では、笑気麻酔や sedation(鎮静法)を使うことで、こうしたリスクを減らす取り組みも広まっています。無理せず、安心して治療を受けられるよう、医師としっかりコミュニケーションを取ることが何よりの予防法です。
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