税務調査が集中する時期とは?

多くの企業が3月で決算を迎えることから、税務調査のラッシュはその後の期間に集中します。実際、調査の多くが7月から12月にかけて行われます。特に、会社を直接訪問する実地調査は9月から12月にかけて最も多い傾向にあります。そのため、「税務調査は秋が多い」とよくいわれます。

7月から調査が始まるのには、理由があります。税務署では毎年6月末に人事異動の内示があり、新たな担当者が7月から業務を本格的にスタートさせます。それと同時に、決算書類の審査も始まるため、7月という中途半端な時期から調査の準備が進むのです。

特に3月決算の会社は、翌年の1月から5月頃までに決算を行い、その後の申告書類を税務署が精査します。審査で疑問点が生じた場合、その場で調査の手が伸びることが多く、結果として秋口にかけて調査件数が増えるという流れになります。

こうした流れを踏まえると、経理担当者や経営者は7月以降の対応準備を早めにしておくのが安心です。帳簿の整理や申告内容の点検を前もって進めておけば、万が一の調査にも落ち着いて対応できます。

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