ビタミンDの取りすぎに注意

ビタミンDは骨を丈夫にし、免疫力を高めるなど、体にとって大切な栄養素です。日光を浴びることで体内でも作られるため、「太陽のビタミン」とも呼ばれています。しかし、どんな良いものでも、取りすぎは逆効果。過剰摂取には注意が必要です。

特に気をつけたいのは、サプリメントなどの形で大量に摂ってしまうケースです。ビタミンDは脂溶性で体内に蓄積されやすいため、長期間にわたって多く摂ると、血中のカルシウム濃度が異常に高くなることがあります。これを「高カルシウム血症」と呼びます。

高カルシウム血症になると、嘔吐や倦怠感、頭痛などの症状が出ることがあります。ひどい場合には、けいれんや不整脈を引き起こすこともあり、命にかかわることも。厚生労働省によると、成人のビタミンDの1日の耐用上限量は100μg。普段の食事だけでこの量を超えることはまずありませんが、サプリメントを複数併用していたり、高濃度のものを長期間飲み続けたりすると、知らず知らずのうちに上限を超えてしまう可能性があります。

日光を適度に浴び、魚やきのこなどビタミンDを含む食品をバランスよく食べること。これが、最も安心で自然な摂取方法です。サプリを使う場合は、専門家のアドバイスに従うことが大切です。

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