カドミウムの体内への影響とは?

私たちの身の回りには、気づかないうちに体に入る有害な物質があります。その一つがカドミウムです。食品に含まれるカドミウムは、主に腸から吸収されますが、その割合はわずか2〜8%程度とされています。残りは体外へと排出されますが、一度吸収された分は血液を通じて肝臓へ運ばれ、その後、全身に広がっていきます。

体内に入ったカドミウムの多くは長期間蓄積され、特に肝臓腎臓に多くたまります。報告によると、体内の蓄積量の約4分の1が肝臓に、3分の1が腎臓に concentratingされているといいます。問題なのは、この物質が簡単に体から出ない点。一度たまると、排出に数十年かかる場合もあり、慢性的な影響が懸念されます。

さらに注目すべきは、女性の体内に蓄積されるカドミウムの量が男性の約2倍高いというデータです。これは、鉄分の吸収率の違いなどが関係していると考えられています。特に閉経前の女性は、鉄欠乏になりやすく、その結果、カドミウムの吸収率が上がってしまう可能性があります。

日常的には、イカやエビ、かきなどの貝類、また一部の穀物や野菜にもカドミウムが含まれることがあります。規制基準内であれば問題ありませんが、偏った食生活を続けないよう、バランスの良い食事が何よりの予防策です。小さな習慣が、長年の健康を守ります。

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