スラング「Bad Penny(悪いペニー)」って何?
英語のスラングで「bad penny」という言い回しがあります。直訳すると「悪いペニー硬貨」ですが、実はもっと面白い意味を持っています。
この表現は、「繰り返し顔を出す、あまり歓迎されない人」を指します。たとえば、誰かが毎回パーティーに現れて、周囲がちょっとうんざりしているような場合。「He turns up like a bad penny at every party.(彼はまた、毎回悪いペニーみたいに顔を出す)」という具合に使います。
由来は諸説ありますが、19世紀のイギリスで、偽のペニー硬貨が何度も流通していたことに関係しているかもしれません。一度手にすると、またどこかで見かける——そんな“厄介な存在”が、嫌な人物に重ねられたのです。
ちなみに、「penny」単体では「わずかなお金」や「些細なこと」を意味しますが、「bad penny」はその逆。小さな存在なのに、なぜか目立つし、避けられない。まさに「望まれていない奴」の象徴です。
日常会話では少し皮肉を込めて使われることが多く、冗談めかして「またあの人が現れたよ、bad pennyだな」と言うと、ネイティブらしいニュアンスが出ます。
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