「歳を取る」と「年をとる」の表記の違いとは?

日常生活でよく使う「としをとる」という表現ですが、漢字で書く際に「歳を取る」と「年を取る」のどちらを使うべきか迷ったことはありませんか?

実は、公的な文書や新聞などのメディアでは「年を取る」という表記が正式とされています。その理由は公用文のルールにあります。漢字の「歳」は音読みの「サイ」や「セイ」が常用漢字表に含まれていますが、訓読みの「とし」は常用外とされているためです。そのため、公的な場面では「歳を取る」と書くことができません。

一方で、個人のブログや小説、手紙などの文章では「歳を取る」も広く使われており、間違いというわけではありません。年齢を重ねる味わい深さを出したいときには「歳」、客観的な事実や公式な場面では「年」と、文脈に合わせて使い分けるのが自然です。

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