お酒を飲んだ後に動悸がする?アルコールによる不整脈の原因とは

お酒をたくさん飲んだ翌朝や飲酒中に、胸がドキドキしたり脈が飛んだりする感覚を覚えたことはありませんか?このように大量飲酒の後に起こる不整脈は、いわゆるホリデーハート症候群とも呼ばれ、身近なリスクの一つです。

アルコールが不整脈を引き起こす主な原因は、交感神経の過剰な活性化にあります。お酒を飲むと体内で代謝産物が作られ、自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になります。その結果、心拍数が急上昇して心臓に負担がかかり、電気信号が乱れやすくなるのです。

また、アルコールが持つ強力な利尿作用も影響します。水分とともに体内のミネラルが排出されると血清カリウムの低下(電解質異常)が起こり、心臓の規則正しい拍動を維持できなくなります。

さらに注意したいのが、長年にわたる習慣的な大酒です。慢性的なアルコール摂取は心筋細胞を少しずつ傷つけ、心臓の機能的・器質的な障害を引き起こします。一時的な飲酒による不整脈だけでなく、持続的な心臓病へと進行するリスクも高まるため、日頃から適量を心がけることが大切です。

関連項目

詳細記事

関連トピック