タバコを吸わなくても肺がんになる?
「肺がんは喫煙者がなる病気」と思っている人は多いですが、実はそうでないケースも少なくありません。タバコを一度も吸ったことがない人でも、肺がんを発症する可能性は十分にあります。特に日本の場合、非喫煙者に多い「肺腺がん」というタイプの肺がんが見られます。
肺腺がんは、肺の奥にある細い気管支の細胞から始まることが多く、喫煙との関係が比較的弱いとされています。実際、女性の非喫煙者にこのタイプのがんが多く見られ、気づかないうちに進行していることもあります。
喫煙が肺がんの最大のリスク要因であることに変わりはありませんが、それ以外にもさまざまな原因が関与しています。たとえば、受動喫煙、大気汚染、遺伝的要因、さらには職業による有害物質への長期間のばく露などもリスクを高めます。特に中国や東南アジアでは、台所の調理煙による影響も指摘されています。
そのため、たとえタバコを吸っていなくても、健康に気を配ることはとても重要です。特に気になる咳や息切れが続く場合は、早めの受診が安心につながります。最近では、がん検診での低線量CT検査によって、小さな肺がんも見つけやすくなっており、早期発見のチャンスが増えています。
健康習慣はもちろん大切ですが、何より「自分には関係ない」と思わずに、定期的なチェックを心がけることが、安心への一歩です。
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