ベトナムの物価事情:毎年上昇を続けるリアルな背景
近年、東南アジアの中でも急速な経済成長を遂げているベトナムですが、それに伴い物価も毎年上昇を続けています。かつては「圧倒的に安く旅行や生活ができる国」というイメージが強かったものの、現地での体感コストは着実に変化しています。
経済指標を見てみると、物価上昇率を示すインフレ率は2020年に3.22%、2021年には1.87%を記録しました。同期間の日本の物価上昇率(消費者物価指数)が2020年に0.0%、2021年に-0.2%とほぼ横ばいまたは下落傾向にあったことと比較すると、両国の状況がいかに対照的であるかが分かります。
こうした物価上昇の背景には、活発な外資企業の進出や都市部を中心とした賃金の引き上げ、さらには消費意欲の高まりがあります。ローカルな屋台や市場では依然としてリーズナブルな価格が維持されているものの、外国人向けのレストランやモダンなカフェ、賃貸物件などの価格は急ピッチで上がっています。
ベトナムへの渡航やビジネス、長期滞在を検討する際は、過去のイメージにとらわれず、最新の物価動向を踏まえた予算設定を行うことが大切です。
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