猫のマーキング、いつから始まる?

「最近、うちの子が壁やカーテンにスプレーするようになった…」そんな経験、ありませんか? 特にオス猫の場合、生後5〜6ヶ月頃からマーキング行動が始まることが多いです。これは、性成熟のサイン。生後3ヶ月ごろから体内で変化が起き始め、5〜6ヶ月で精巣がしっかり発達するため、本能的に自分の存在を示そうとするのです。

一方、メス猫はこの時期になると発情期に入り始めます。マーキングというよりは、鳴き声が増える、後ろをふりふりする、床をこすりつけるなどの行動が特徴的。どちらも「繁殖の準備ができている」ことを示す自然な行動です。

ただし、室内飼いの猫にとって、マーキングや発情によるストレスは無視できません。においの問題、夜間の鳴き声、妊娠のリスク…こうした悩みを防ぐには、去勢・避妊手術が最も有効な手段です。多くの獣医師は、生後6ヶ月前後での手術を推奨しています。早期に手術をすれば、マーキングの習慣が定着する前に対処できるため、結果的に飼い主も猫も快適な暮らしにつながります。

もちろん、猫の個性によって行動の出方は異なりますが、成長とともに変わってくるのは当たり前。大切なのは、その変化に驚くのではなく、正しい知識で寄り添うことです。マーキング=しつけの失敗ではありません。成長の証と考えて、冷静に対応したいですね。

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