「持参」を正しく使うには?
会議や打ち合わせの案内で、「資料をご持参ください」と書いていませんか?実はこれ、よくある誤用のひとつです。「持参する」は謙譲語なので、自分自身の行動に対して使うのが正しい使い方。たとえば「私が資料を持参します」なら問題ありません。
しかし、相手に何かを持ってきてほしいときは、「持参」を使うと失礼にあたることがあります。正しくは「お持ちください」や「ご持参いただく」などの表現を使いましょう。たとえば、「資料はお持ちください」や「必要書類をご持参いただけますようお願いいたします」とすると、自然で丁寧な表現になります。
ビジネスの場では、つい「ご持参ください」と言ってしまいがちですが、この言い方は相手の動作に対して敬語を誤用していると指摘されることも。特に目上の人や取引先に送るメールでは、言葉の使い方に気を配りたいものです。
敬語は細かいルールが多く、間違えると印象が大きく変わります。「持参」ひとつをとっても、自分の行動か、相手の行動かで使い方が全く違う。意識するだけで、伝えられる印象はぐっと丁寧になります。
次回のメールや案内文を考えるときは、「誰が、何を、どうするのか」を一度確認してから、言葉選びをしてみてください。
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