再結晶で得られるものとは?
実験で物質を精製する方法の一つに「再結晶」があります。これは、不純物の混ざった固体を一度、熱い水などに溶かし、その後ゆっくりと冷やすことで、目的の物質をきれいな結晶として取り出す方法です。
再結晶で取り出せるのは、純度の高い固体(結晶)です。たとえば、塩化ナトリウムやミョウバンのような、水に溶けやすく、温度によって溶ける量が変わる物質にこの方法がよく使われます。不純物は水に残るか、溶けたままの状態なので、冷却時にできる結晶はもとの物質よりもずっときれいになります。再結晶は、蒸留とは異なります。蒸留が液体の混合物を沸点の違いで分けるのに対し、再結晶は固体を精製するための手法です。たとえば、海水から塩を取り出すとき、煮詰めて結晶を得るのも、再結晶の原理に近い現象だと言えるでしょう。
中学の理科では、「物質の分離」や「水溶液」の単元で再結晶が登場します。実験の流れや、なぜきれいな結晶ができるのかを理解しておくと、テストでも正解しやすくなります。
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