初期の肺がん、どう治療する?

肺がんが早期に見つかった場合、最も一般的な治療法は手術です。がんがまだ周囲に広がっておらず、体の状態が安定していれば、がんがある部分を切除することで、治癒の可能性が高くなります。

しかし、すべての人が手術を受けられるわけではありません。高齢で体力が心配な方、または心臓や肺の他の病気を持っている場合、手術はリスクが大きくなることがあります。また、「手術は避けたい」と希望される方もいます。そのような場合に選ばれるのがSBRT(ステレオタクシック放射線治療)です。これは、がんにピンポイントで高線量の放射線を照射する治療法で、入院せずに外来で受けられることが多く、体への負担が比較的少ないのが特徴です。

一方、がんが進行している場合は、治療法もより複雑になります。手術に加えて、放射線治療抗がん剤、最近では免疫療法を含めた組み合わせ治療が検討されます。患者さんの年齢、全身状態、がんのタイプに応じて、最適なプランが個別に決まります。

大切なのは、早期に発見し、自分に合った治療を選ぶこと。定期的な健診や、咳が続く、呼吸が苦しいといった症状があれば早めに受診することが、回復への第一歩です。

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