猫のマーキングってどういうこと?
飼い猫が突然、壁やカーテンにおしっこをかける……。でも、これは「粗相」ではなく、マーキングと呼ばれる自然な行動かもしれません。
猫のマーキングは、自分の縄張りを示すための行動です。外の猫が庭に侵入してきたとき、家の中の猫は「ここは私の場所」と伝えるために、においを残すのです。その代表的な方法が、立ったまま少量のおしっこをかけるスプレー行動。壁や家具に向かってお尻を上げ、しっぽをふるふる震わせるしぐさが見られたら、それがサインです。
スプレーされるおしっこは、通常のトイレとは違ってとても強いにおいがするのが特徴。これは、他の猫にしっかり伝わるように、特別な成分が含まれているからです。特に去勢・避妊手術をしていない猫に多く見られますが、手術済みの猫でもストレスや環境の変化が原因でマーキングすることがあります。
たとえば、新しい猫が近所に現れたり、引っ越しをしたりしたとき。猫は不安を感じると、においで「自分の存在」をアピールするのです。
対策としては、まず原因を見極めることが大切。去勢・避妊手術は効果的ですし、猫のストレスを減らす環境づくりも重要です。また、マーキングされた場所は市販の消臭剤でしっかり掃除。においが残っていると、同じ場所に繰り返すことがあります。
猫の行動には、必ず理由があります。マーキングもその一つ。理解して、寄り添うことで、もっと良い関係が築けます。
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