現在の五千円札、どれが使われている?
今、財布の中にある五千円札は、一体どんなデザインでしょうか?実は現在、日本では2種類の五千円紙幣が併用されています。
2004年から使われているのが、明治時代の女性作家・樋口一葉の肖像が描かれたE号券。文学に生涯をささげ、『たけくらべ』や『にがり』など数々の名作を残した一葉の姿は、長く日本の紙幣として親しまれてきました。そして、2024年(令和6年)7月からは、新しい五千円札が順次配布されています。その顔は、女子教育の先駆者として知られる津田梅子。明治時代にアメリカに留学し、帰国後に女子英学塾(現・津田塾大学)を設立した彼女の功績が、新たな紙幣に選ばれたのです。
この新しいF号券は、偽造防止のための技術も強化されており、窓付きのセキュリティフィルムや、光を当てると見える透かしといった工夫がされています。でも、見た目の違いに気づくのは少し時間がかかりそうですね。
ちなみに、それ以前にもC号券とD号券という五千円札がありましたが、現在は使用停止となっています。つまり、これまでに発行された五千円札は全部で4種類。ただし今、実際に使えるのはE号券とF号券の2つだけです。
新しい津田梅子の紙幣は、女性の教育や社会進出の象徴ともいえるデザイン。財布の中をのぞくたびに、歴史の重みを感じる瞬間かもしれませんね。
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