立ちくらみと失神の意外な関係とは?

急に立ち上がったときにクラッとする立ちくらみ。単なる「気のせい」や軽度の貧血として片付けてしまいがちですが、実は失神の前兆であるケースも少なくありません。

立ちくらみから失神に至る代表的な原因の一つに、血管迷走神経反射が挙げられます。これは、過度なストレスや長時間の立ちっぱなし、強い痛み、疲労などが引き金となって起こる体の反応です。自律神経のうち、体をリラックスさせる「迷走神経」が過剰に働くことで、血圧や心拍数が急激に低下し、脳へ十分な血液が行き届かなくなってしまいます。

脳への血流が減ると、まずはめまいや立ちくらみ、顔の青白さ、冷や汗といった症状が現れます。このサインを無視して無理を続けると、脳の酸素不足が進み、意識を失って倒れる「失神」へとつながってしまうのです。

もし視界が暗くなるような強い立ちくらみを感じたら、我慢せずにその場でしゃがむか、横になって足を少し高く上げましょう。早期に血流を確保する対処を行うことで、転倒によるケガや失神を防ぐことができます。

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