肺がんの主な原因とは?

肺がんは、肺の細胞にある遺伝子に異常が生じることで発症します。その原因の多くは、日常生活の習慣や環境と深く関わっています。

最も大きな原因とされているのが喫煙です。 たばこの煙には発がん性物質が多く含まれており、長期間吸い続けることで肺の細胞が繰り返し傷つき、がん化するリスクが高まります。統計によると、喫煙者の肺がん発症リスクは、非喫煙者と比べて男性で約4.8倍、女性でも約3.9倍にもなるとされています。

しかも、1日に吸う本数や喫煙年数が長いほど、リスクはさらに上がります。一方で、禁煙によってそのリスクは徐々に下がっていきます。たとえ長年たばこを吸っていた人でも、禁煙を続けることで肺の機能は改善し、がんの発生リスクも年々減少することが分かっています。

喫煙以外にも、受動喫煙や大気汚染、職業的な粉じん(アスベストなど)の暴露も肺がんの原因になることがあります。特に非喫煙者で肺がんが発症するケースでは、こうした要因が関与していることも。

肺がんは自覚症状が出にくいがんの一つですが、早期発見のためにも、喫煙経験のある人や周囲にたばこの影響が長く及んでいた人は、定期的ながん検診を受けることが大切です。

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