肺がんの痛み、どこに現れる?

肺がんは初期のうちは自覚症状が少なく、気づきにくい病気です。しかし進行すると、体のさまざまな場所に痛みが現れることがあります。特に注意したいのは、がんが他の臓器に転移した場合です。

肺がんは骨、肝臓、脳、副腎などに転移しやすい特徴があります。その中でも、特に骨への転移は多く見られます。背中や腰、肩、肋骨に痛みを感じる場合、それが実は肺がんの骨転移によるものだった――というケースは、決して珍しくありません。痛みはじわじわと続くことが多く、夜間に強くなることも。

また、肝臓に転移すると右わき腹の痛みや圧迫感、脳への転移では頭痛やめまいといった症状が出ることもあります。ただし、これらの痛みがすべて肺がんを意味するわけではありません。しかし、長期間にわたって痛みが続く場合は、早めに医療機関で検査を受けることが大切です。

がんの痛みは、適切な治療でコントロールできるようになっています。痛みを感じたら「我慢する」のではなく、その原因をきちんと調べ、必要に応じて薬や放射線療法などで対処することが、生活の質を保つうえでも重要です。

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