肺がんはどこにできる?部位別のがんの特徴

肺がんは、発生する場所によって種類や特徴が異なります。大きく分けると、「肺門部(はいもんぶ)」と「肺野部(はいやぶ)」の2つの部位に分類されます。

肺門部は、肺の根元に近い太い気管支がある部分です。ここにできるがんの多くは「扁平上皮がん」と呼ばれるタイプで、長年の喫煙と深い関係があるとされています。気道の入り口に近いため、比較的早期に咳や血痰などの症状が出ることがあります。 一方、肺野部は肺の奥、つまり末梢の細い気管支や肺胞に近い部分を指します。この場所にできるがんのほとんどは「腺がん」で、非喫煙者や女性にも多く見られます。腫瘍が肺の奥に小さくても進行しやすく、初期のうちは自覚症状が現れにくいのが特徴です。 近年、低線量CT検査の普及により、肺野部のがんが早期で発見されるケースが増えています。特に自覚症状がなくても、リスクがある方は定期的な検診が重要です。 肺がんは部位によって性質が異なるため、治療法や予後にも影響します。自分の体の変化に気づき、気になる症状があれば早めに医療機関を受診することが、命を守る第一歩です。

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