空に二つ虹がかかる理由とは?
晴れ間と雨が重なる瞬間、空に虹が現れることがあります。特に珍しいのが、二つの虹が重なって見える「二重の虹」。実はこれ、自然が織りなす光の仕組みによるものなのです。
主虹と副虹、その違いは光の反射回数にあり空にかかる虹は、雨粒の中で太陽の光が屈折し、反射することで生まれます。主虹と呼ばれる内側の虹は、光が水滴の中で一度反射することで見えます。一方、外側に現れる副虹は、光が水滴の中で二度反射するため、やや薄く、さらに色の順序が逆になります。
そのため、主虹では内側が紫、外側が赤なのに対し、副虹では赤が内側、紫が外側に。このため、副虹は地面に近い方から赤くなるのが特徴です。二つの虹が同時に見える「ダブルレインボー」は、英語では「double rainbow」と呼ばれ、その美しさから注目されることも少なくありません。
東京など都市部でもたびたび観測されるこの現象は、雨上がりの青空に一瞬だけ現れる自然のアート。次に空を見上げたとき、二つの虹がかかる瞬間があれば、思わず見とれてしまうかもしれません。
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