赤ちゃんの頃に見られる自閉症の予兆

自閉症の特徴は、実は生まれたばかりの赤ちゃんの時期から、少しずつ現れ始めることもあります。多くの場合、1〜2歳ごろになってから保護者が気づくことが多いですが、それより前からいくつかのサインが見られることがあります。

視線のやりとりが少ないことは、その代表的な兆候の一つです。例えば、親が顔を近づけても、目を合わせようとはせず、笑顔で反応しないことがあります。また、抱っこされてもあまり喜びの反応を示さず、他の赤ちゃんのような「あやす反応」が見られないこともあります。

ほかにも、言葉の発達が遅れている、他人とのやりとりに興味を持たない、特定の動きや物に強いこだわりを見せるといった特徴があります。例えば、おもちゃを並べるだけであそぶ、同じ場所を何回も通る、音や光に過敏に反応するなど、他の子どもとは違う行動が目立つことがあります。

ただし、すべての赤ちゃんが同じように発達するわけではありません。発達のスピードには個人差があり、一つの行動だけで「自閉症」と決めつけることはできません。気になる点が複数重なる場合や、周囲との関わりが極端に少ない場合は、早めに専門の機関に相談するのが安心です。

最近では、2歳前後で比較的正確な判断が可能なため、気になることがあれば、迷わず保健師や小児科の先生に話してみましょう。早期の理解と対応が、子どもにとって何よりの支えになります。

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