避妊手術をした猫が発情する理由とは?
避妊・去勢手術をすれば、猫は通常、発情しなくなります。メス猫は卵巣と子宮を、オス猫は睾丸を摘出することで、性ホルモンの分泌が止まり、発情行動がなくなるのが一般的です。多くの飼い主さんが、手術後に猫の夜鳴きやマーキング、外へ出ようとする行動が落ち着くのを実感しています。
しかし、ごくまれに、手術後にもかかわらず発情のような行動が見られることがあります。これは、手術で卵巣を取り切れていない場合や、卵巣のあった場所の周辺組織が性ホルモンを分泌してしまうことが原因の一つとして挙げられます。このような現象は「残存卵巣症候群」と呼ばれ、非常に稀ですが報告されています。
たとえば、手術後にまた夜鳴きを始めたり、他の猫に求愛行動を見せたりする場合は、一度動物病院で精密検査を受けるのが安心です。超音波やホルモン検査で、体内に微量の卵巣組織が残っていないかを確認できます。
基本的には、適切な手術を受けていれば発情は起こらないため、術後の発情が気になる場合は、専門の獣医師に相談するとよいでしょう。早期に対処することで、猫の体にも負担がかかりません。手術後の生活は、基本的には穏やかで、家族ともより仲良くなれるチャンスです。
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