心房細動とは?心臓のリズムが乱れる仕組み
心臓が正しく機能するためには、規則正しいリズムで拍動することが欠かせません。しかし、何らかの原因で心臓の上部にある「心房」がパニックを起こし、正常な拍動ができなくなる病気があります。それが心房細動(しんぼうさいどう)です。
通常、心臓は1分間に60回から100回ほど規則正しく動いています。ところが心房細動を発症すると、心房は1分間に300回から500回という凄まじい速さで細かくふるえるようになります。この異常な電気信号の一部が下部の「心室」に伝わることで、心脈全体が不規則でバラバラなリズムになってしまうのです。
心房が細かくふるえるだけになると、心臓は血液をしっかりと送り出すための収縮能力をほとんど失ってしまいます。その結果、心房から心室へ効率よく血液が流れなくなり、心臓の中に血液がよどみやすくなります。放置すると脈の乱れや動悸を感じるだけでなく、心臓内に血のかたまり(血栓)ができて脳梗塞などを引き起こすリスクも高まります。
「たまに胸がドキドキする」「脈が飛ぶ感じがする」といった不規則な脈拍に気づいたら、早めに医療機関を受診して心電図検査などを受けることが大切です。
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