虫歯を1年放置するとどうなる?

「まだ痛くないから」と思って、虫歯を放置している方は要注意です。実は、虫歯を1年ほど放っておくだけで、手遅れになるケースも珍しくありません。虫歯の進行スピードには個人差がありますが、毎日の食事や歯磨きの習慣、食事内容によって、数カ月のうちに大きく悪化することも十分あります。

初期のうちは自覚症状が少なく気づきにくいですが、進行すると「C4」と呼ばれる最も深刻な段階に至ります。この段階では、歯の表面(歯冠)が大きく崩れ、もろくなってしまいます。さらに、歯の神経が死んでしまい、一時的に痛みがなくなることもありますが、これは決して「治った」わけではありません。逆に、膿がたまったり、顎の骨にまで影響が及ぶことがあるのです。

また、虫歯がここまで進行すると、治療法も限られます。神経を抜く処置(根管治療)が必要になることもあれば、もはや抜かざるを得ないケースも。場合によっては、インプラントやブリッジなどの長期的な治療を要することに。

小さな痛みや違和感の時点で歯医者を受診することが、長く自分の歯を守るコツです。年に1〜2回の定期検診を習慣にすれば、重大なトラブルを未然に防げます。虫歯は「まだ大丈夫」と思っている間に、静かに進行していることがほとんど。油断せず、早めの対処を心がけましょう。

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