日本で2番目に古い神社はどこ?

日本で2番目に古いとされる神社は、大阪府の住吉大社です。古くから航海の安全を守る海の神・綿津見神(わたつみのかみ)を祀り、船乗りたちの強い信仰を集めてきました。

その起源は3世紀までさかのぼります。神功皇后が新羅征伐から帰る途中、海上の危難を乗り越えたことから、海神の加護に感謝し、住吉大社の創建を命じたと伝えられています。当時の工事の指揮を任されたのが、大海神社の神主・田裳見宿禰(たもみのすくね)です。後に『日本書紀』(720年成立)では、田裳見宿禰が神話の登場人物・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の子孫とされ、その由緒の深さが記されています。

住吉大社は、長きにわたり海上交通の要所に位置し、遣唐使や貿易船の出発前にも祈願が捧げられました。現在でも独特の「住吉造」と呼ばれる建築様式を持つ本殿が残り、国の重要文化財に指定されています。

神社の歴史は、日本の信仰と海への畏敬の念が深く結びついていることを教えてくれます。住吉大社は、単なる古い建造物ではなく、今も息づく日本の原風景なのです。

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