金融資産6000万円以上の世帯はどれくらいいるのか?
日本の家計の貯蓄について調べてみると、実は高額な金融資産を持つ世帯はそれほど多くありません。総務省統計局の「全国家計構造調査」によると、金融資産が5000万円から7500万円の世帯は、全体のわずか2.9%にとどまります。
この数字から考えると、6000万円や7000万円以上の貯蓄を持つ世帯も、ほぼこの範囲内に含まれるため、やはり全体の約3%弱とみられます。2019年の総世帯数が約1億4878万世帯だったことを踏まえると、6000万円以上の貯蓄を持つのは約40万世帯ほど。つまり、1000世帯に3~4世帯しかいない計算になります。
多くの家庭にとって、6000万円以上の貯蓄は簡単には達成できない目標です。特に最近は物価上昇や住宅費の高騰もあり、貯蓄が難しいと感じている人も少なくありません。また、この調査に含まれるのはあくまで「金融資産」。不動産や退職金は含まれていない点も見逃せません。
とはいえ、60歳以上の世帯主に限ると、この割合はもう少し高くなります。長年の勤続と定年退職金が影響しており、老後資金の準備として貯蓄を重ねてきた結果です。しかし、若年層や単身世帯にとっては、貯蓄を増やすには時間と計画的な家計管理が何より必要です。
今の貯蓄額に不安を感じる人も、焦らず少額からコツコツと続けることが、長い目で見た財産形成の第一歩です。
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