65歳以上が受け取る老齢基礎年金の満額と受給の仕組み

老後生活の柱となる公的年金ですが、「一体いくらもらえるのか」は多くの人が気になる疑問です。国民年金に加入していた人が65歳から受け取れる老齢基礎年金の支給額は、国が定める基準額と現役時代の保険料納付月数によって決定されます。

直近の改定データを参考にすると、老齢基礎年金の満額は年額約80万円前後(月額で約6万7,000円)となっています。この満額を受け取るためには、20歳から60歳までの40年間(480カ月)、保険料を未納なく全額納める必要があります。もし未納期間や免除期間がある場合は、その月数に応じて受給額が減額される仕組みです。

なお、会社員や公務員だった方は、この老齢基礎年金に加えて現役時代の収入に応じた老齢厚生年金が上乗せして支給されます。そのため、現役時代の働き方によって将来の「最高額」は人それぞれ大きく異なります。

さらに、少しでも受給額を増やしたい場合の有効な選択肢として「繰下げ受給」があります。原則である65歳での受け取りを開始せず、66歳から最大75歳まで受給時期を遅らせることで、1カ月ごとに0.7%(最大84%)の増額が行われます。健康状態や定年後の就労状況に合わせて受給開始のタイミングを慎重に計画することが、豊かなセカンドライフへの鍵となります。

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