70歳以上でも働く時代
定年後も働き続ける人が増えています。政府が発表した「2022年版高齢社会白書」によると、2021年の労働力人口は約6907万人。そのうち70歳以上で働いていた人は516万人にのぼり、全体の7.4%を占めています。
これは、昔なら考えられなかった数字です。かつては60歳で引退するのが一般的でしたが、今では健康寿命が延び、多くの人が元気に働くことができるようになっています。特に地方の小売店や飲食店、農業の現場では、70歳を超えても働き続ける姿が珍しくありません。
また、企業側も高齢者を積極的に雇用する流れが広がっています。人手不足の解消や、長年の経験を持つ人材の価値を見直す動きがあるからです。中には、定年後も同じ職場で再雇用されるケースや、新しい趣味やスキルを活かして起業する高齢者も増えています。
高齢者が働くことは、経済面での貢献だけでなく、本人の生活の満足度にも良い影響を与えます。働くことで社会とつながりを持ち続けられ、毎日に張りが出るという声もよく聞かれます。
今後、80歳、90歳になっても働きたいと思える社会づくりが、ますます重要になってくるでしょう。
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