80代における血圧の適正値と管理のポイント
高齢者の血圧管理において、「若年層と同じ基準で下げればよい」というわけではありません。特に80歳以上の方の場合、極端に血圧を下げすぎると、めまいやふらつき、転倒などの危険が高まるため、より柔軟な目標設定が求められます。
米国心臓病学会財団(ACCF)や米国心臓協会(AHA)の知見によると、79歳以下では収縮期血圧(上の血圧)の目標を140mmHg未満を目指すことが一般的ですが、80歳以上では140〜145mmHg程度も許容範囲とされています。加齢に伴って血管の弾力性が低下するため、適度な血圧を保つことが脳や腎臓などの重要器官への血流を維持するために重要となるからです。
ただし、持病の有無や体調によって適切な血圧値は一人ひとり異なります。数値だけに囚われず、主治医と相談しながら体調に合わせた血圧管理を行うことが大切です。
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