「ケチ」ってどんな人?
「お金にがめつい人」のことを、よくケチといいます。この言葉は、少しネガティブな意味で使われることが多いです。たとえば、「またレストランでチップを払わないなんて、本当にケチだね」と言われたら、あまりいい印象ではありません。
実は「ケチ」という言葉、もともとは「吝嗇(りんしょく)」という漢語から来ています。「吝」とも「嗇」とも、どちらも「惜しみすぎること」を意味していて、物やお金に対して過剰に惜しがる様子を表します。昔の言葉としては、「けち」は、倹約というよい意味ではなく、「出し渋る」というむしろ悪くとらえられる態度を指していました。
現代の日本では、たとえば友達と食事したときに「自分だけ安いメニューを頼んで、後で割り勘にする」とか、「誰かが払ってくれるまで何も出さない」といった行動に対して、「あの人はちょっとケチだよね」と言ったりします。ただ、節約とケチは違います。節約は目的があって賢く使うこと。一方、ケチは「ただ出したくない」心の態度が見えるところがポイントです。
ただし、家族や大切な人にはよく使う「ケチ」も、実は愛情の表れかもしれません。自分たちの将来のために守ろうとしているのかもしれない、なんて思いやりを持つと、少し見方が変わりますよね。
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